建物概要
延床面積 241.39u(73.02坪)
構造・階数 在来軸組み木造・2階建て
建築種別 リフォーム
建築時家族構成 夫婦・子 (3名)
間取り 和室4・洋室2・LDK・居間(和畳コーナー)
工期 1年
特色  昭和24年に建てられた建物を約50年目に内外装とも大リフォーム行いました。
 主要構造体と土壁は残し重要なところは構造補強を行いました。古い材木でも生きている物・美しい物は再生処理を施し再使用しました。
 省エネルギーにも配慮し断熱材の補充・サッシの二重化を図りました。
 古い家のため収納スペースが少なかった前回の間取りを替え、面積に対する収納率を25%以上になるよう、屋根裏・床下・未使用壁の内側などの収納スペースを増やしています。
玄関廻り外観
純和風の外観としています。
外壁の要所に付柱を設け、腰壁には水に強い桧の無垢板を貼り、下見は防火サイディングの上に吹き付け塗装を行っております。
屋根は越前焼瓦を使用、箕甲(ミネコ)・松葉熨斗積等の伝統技法も行っています。外構は外観に合う日本庭園造りです。
玄関ホール
床:桧無垢板 厚45mm
  小豆島産石張貼り 厚45〜75mm
壁:珪藻土入りじゅらく壁塗り
天井:杉無垢板 厚9mm 竿貼り
    ヨシズ板貼 厚6mm
他:下駄箱造り付 桧材
  床の間 桧板(下駄箱と共板です)
  玄関引戸 吉野桧無垢材千本格子
LDK
床:松下電工クラックレスフロア
       ハイコートタイプ 厚12mm
腰壁:杉板柾目貼り 厚9mm
壁:和紙調クロス張り
天井:シロタガヤ突き板貼り 厚6mm
吹抜け上部の壁内に約10帖の収納スペースを設けています。
和畳コーナー
床:和畳 厚54mm
壁:和紙張り
天井:ヨシズ板貼 厚6mm
和畳コーナー下は床の段差を利用して2間の長さの絨毯が収納できる物入が造ってあります。
LDK上部
吹抜け上部の壁内に約10帖の収納スペースを設けています。
また表しとなっている松丸太梁・桁などは、50年前から囲炉裏の煙りでいぶされたそのままの生地仕上げです。
天井にある障子は屋根にあるトップライト(瓦型ガラス板)からのあかりを取り入れる為の物です。
LDK上部の屋根
LDK吹抜け上部にあるトップライトを上部から見ています。越前瓦と同型の瓦型ガラス板を使用しているため、雪などの雨仕舞にも最適です。夏などの日中は下の食事室では照明がいらないほどの明かりが差込んできます。
和室
床:和畳
壁:珪藻土入りじゅらく壁塗り
天井:杉無垢板 杢目 竿貼り
竿:今までの物を再使用しています 
床の間

リフォーム前と間取りの関係上、勝手が逆になったが、床柱・床の間框・床の間板などは今までの無垢物を削りなおしたり、洗浄した後、塗装を施し再使用しています。
書院上部に収納型エアコンを取付けています。
階段
階段材:ピーラー無垢材 厚45mm
壁:松杢突き板貼り 厚6mm
  上部クロス張り
天井:シロタガヤ突き板貼り 厚6mm
階段幅を有効91cmと広く取り、登り降りが容易な蹴上げ踏み面としています。写真撮影後、手摺を設けています。
2階寝室
床:松下電工2階フロアー 厚15mm
壁:クロス貼り
天井:岩綿吸音板 厚15mm
昔の建物なので天井高が低いため舟形天井としています。窓も中間梁・母屋束がある為、通常の大きさの窓は取れず、写真の通り採光用・風用に分けた形にしました。
2階寝室
登り梁や松丸太梁・ケヤキの大黒柱を表しとしたことで空間の広がり、木の温かさを感じさせます。隣の洋室との堺には部屋を自由な使い方が出来るように可動間仕切りを使用しています。
2階洋室用キッチン
2階に友人などが来た時、お茶が出せる様にミニキッチンを設けました。室内のインテリア上無造作に配したのでは見た目も悪いため、クロゼット内に収納しました。使用しない時は扉を閉めてしまいます。
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